手に負えない
読み方
てに おえない意味
自分の力や能力、経験では処理・解決・制御できないほど難しい、または厄介で扱いきれない状態をいう。相手(人)や問題、仕事などが大きすぎて対応しきれないという意味で用いる。由来
「手に負う(てにおう)」は「責任をもって引き受けて処理する・扱う」の意で、そこから否定形の「手に負えない(引き受けて扱いきれない)」が成立した。慣用句としての成立時期は特定できないが、「手に負う」は近世(江戸期)以降の用例が見られる。備考
「問題・仕事・子ども・人物」など幅広く使う。単なる「難しい」よりも「制御不能で扱いきれない」含みが強い。丁寧形は「手に負えません」。例文
- このクレームは現場だけでは手に負えないので、上司に相談しよう。
- 彼のいたずらは度が過ぎて、もう親でも手に負えない。
- 案件が複雑すぎて手に負えないと判断し、外部の専門家に依頼した。
- 新人教育と通常業務を同時に回すのは、今の人数では手に負えない。
- 相手の要求が次々増えていって、こちらでは手に負えない状況になった。
類義語
- 手に余る
- 持て余す
- 扱いきれない
- 歯が立たない
- お手上げだ
対義語
- 手に負える
- 対応できる
- 扱える
- 収拾がつく