手に汗を握る
読み方
て に あせ を にぎる意味
勝負や成り行きが気がかりで、緊張や興奮のあまり手のひらに汗をかくほど、はらはらして見守ること。試合・劇・映画・交渉など、結果が読めない場面で用いる。由来
文字どおり、緊張すると手のひらに汗をかき、思わず手を握りしめる身体反応をたとえた表現。ことわざとしての成立年代は明確ではないが、近代以降(明治~昭和期)に一般化したとされる。備考
「手に汗を握る展開/場面」の形でよく使う。多くは見守る側の緊張を表す。恐怖よりも勝負の行方への緊迫感に寄る。例文
- 延長戦の最後の一球は、手に汗を握って見守った。
- 犯人が逃げ込む場面は手に汗を握る展開だった。
- 価格交渉の行方に、会議室は手に汗を握る空気に包まれた。
- 子どもの発表会でも、順番が近づくとこちらまで手に汗を握る。
- 株価が急落し、投資家は手に汗を握りながら相場を見ていた。
類義語
- はらはらする
- どきどきする
- 息をのむ
- 固唾をのむ(かたずをのむ)
- 胸が高鳴る(むねがたかなる)
- 緊張する(きんちょうする)
対義語
- 冷静沈着(れいせいちんちゃく)
- 泰然自若(たいぜんじじゃく)
- 手に汗を握らない