我が身をつねって人の痛さを知れ
読み方
わがみをつねってひとのいたさをしれ
意味
自分の身をつねって痛みを確かめるように、他人の苦しみや痛みも自分のこととして想像し、思いやりをもって振る舞えという戒め。相手の立場に立って考えることの大切さを説く。
由来
身体をつねると痛いという誰もが共有する感覚をたとえに、他者の痛みを推し量れと諭す言い回し。成立年代は明確ではないが、近世以降の教訓的なことわざとして広く用いられてきたとされる。
備考
他人への思いやり・共感を促す教訓。相手の苦痛を軽視する態度への戒めとして用いる。説教調になりやすいので場面に配慮するとよい。
例文
- 相手の失敗を笑う前に、我が身をつねって人の痛さを知れと言いたい。
- 部下を叱るときは、我が身をつねって人の痛さを知れを忘れないようにしている。
- いじめの話題になると、祖母は決まって『我が身をつねって人の痛さを知れ』と諭した。
- クレーム対応では、我が身をつねって人の痛さを知れの姿勢でまず相手の不満を受け止めよう。
- つらい状況の人に冷たい言葉を投げるのは、我が身をつねって人の痛さを知れに反する。
類義語
- 己の欲せざる所は人に施すことなかれ
- 人のふり見て我がふり直せ
- 情けは人のためならず
対義語
- 我関せず
- 他人事