我が上の星は見えぬ
読み方
わが うえ の ほし は みえぬ意味
自分自身の運命や将来、身の上に起こることは、自分ではなかなか分からないというたとえ。他人のことは見通せても、自分のことになると判断が鈍ったり、先行きが読めなかったりするという意味で使う。由来
由来・初出年は不詳。星を人の運命や吉凶に結びつける古来の星占い・陰陽道の観念を背景に、「自分の頭上にある星は自分の目には見えない」とたとえたもの。近世、特に江戸時代には諺として流布していたとされる。備考
やや古風で文語的な言い回し。日常会話よりも文章・教訓的な文脈で使われることが多い。「上」は「身の上」の意も含む。例文
- 友人の進路相談には的確に答えられるのに、自分の転職となると迷ってばかりで、まさに我が上の星は見えぬだ。
- 占い師でも自分の病気の時期までは当てられなかったというから、我が上の星は見えぬものだ。
- 会社の将来は冷静に分析できても、自分がリストラ対象になるとは思わなかった。我が上の星は見えぬとはこのことだ。
- 彼女は人の恋愛には鋭い助言をするが、自分の恋には全く気づかない。我が上の星は見えぬというわけだ。
- 老後の計画を完璧に立てたつもりでも、何が起こるかは分からない。我が上の星は見えぬと心得ておきたい。
類義語
- 一寸先は闇
- 陰陽師身の上知らず
- 人間万事塞翁が馬
- 明日のことは分からぬ
対義語
- 先見の明がある
- 己を知る
- 自分のことは自分が一番よく知っている