慌てる乞食はもらいが少ない
読み方
あわてる こじき は もらい が すくない意味
慌てて行動すると、手順や配慮が欠けて失敗しやすく、かえって得られる成果が少なくなるというたとえ。急いで取りに行ったり、がつがつすると相手の好意も得にくく、結果的に損をすることを戒める。由来
乞食(こじき)が施しを受ける場面をたとえにしたことわざで、慌てて多くを求めたり取り乱したりすると、かえって施しが減るという教訓から生まれた。成立年代は明確ではないが、近世以降の口語的な教訓句として広まったとされる。備考
「乞食」という語は現代では差別的・不快に感じられる場合があるため、使用場面に注意。言い換えとして「急いては事を仕損じる」などが無難。例文
- 慌てる乞食はもらいが少ないと言うし、まずは手順を確認してから申請しよう。
- 値引きを急かしすぎて相手の心証を悪くした。慌てる乞食はもらいが少ないだよ。
- 焦って返信したら誤字だらけだった。慌てる乞食はもらいが少ない、落ち着け。
- 先に結論を出そうとして議論が荒れた。慌てる乞食はもらいが少ないから、順に整理しよう。
- 売り切れが怖くて衝動買いしたけど失敗だった。慌てる乞食はもらいが少ないね。
類義語
- 急いては事を仕損じる
- 急いては回れ
- 焦る乞食は貰いが少ない
対義語
- 急がば回れ
- 待てば海路の日和あり