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愛嬌はただ

読み方

あいきょう は ただ

意味

人ににこやかに接したり、感じよく振る舞ったりするのにお金はかからないのだから、惜しまず愛嬌を示すのがよい、という意味。愛嬌のある態度は相手の心を和らげ、人間関係を円滑にし、自分にもよい結果をもたらすという教え。

由来

「愛嬌」はもとは仏教語の「愛敬」に由来し、中世以降に人に好かれるかわいらしさ・感じのよさを表す語として広まった。このことわざの成立時期は不詳だが、金銭をかけずにできる処世の知恵として、近世以降の庶民生活や商いの場で用いられるようになったと考えられる。

備考

接客・職場・近所付き合いなどでよく使われる。媚びるというより、感じよく振る舞うことの効用を説く表現。くだけた場面でも使える。

例文

  • 受付では第一印象が大切だよ。愛嬌はただなのだから、笑顔で挨拶しよう。
  • 彼女は忙しくても誰にでも明るく声をかける。まさに愛嬌はただを実践している。
  • 商売を始めるなら、商品だけでなく接客も大事だ。愛嬌はただというからね。
  • 不機嫌な顔で頼むより、少し愛想よくしたほうが話は通りやすい。愛嬌はただだ。
  • 新人のころ、先輩に『愛嬌はただだから、まずは元気に返事をしなさい』と言われた。

類義語

  • 愛想はただ
  • 笑う門には福来る
  • 和顔愛語

対義語

  • ただほど高いものはない

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