恥の上塗り
読み方
はじ の うわぬり意味
すでに恥をかいた上に、言い訳や失敗の重ねがけによって、さらに恥ずかしい思いをすること。取り繕おうとして逆効果になり、面目をいっそう失う状況をいう。由来
「上塗り」は塗料などを重ねて塗る意。そこから比喩的に「恥」を重ねる=恥を増やすことを表す。成立年代は明確ではないが、近世以降の口語的表現として定着したと考えられる(正確な年・典拠は不詳)。備考
多くは「〜になる/〜する」で用い、取り繕い・言い訳・虚勢が裏目に出る文脈で使う。やや硬めの慣用表現で、会話・文章どちらでも可。例文
- 知らないのに知ったふりをして質問に答えたら、間違いを指摘されて恥の上塗りになった。
- 遅刻の理由を盛って説明したせいで話が合わず、かえって恥の上塗りをした。
- 謝れば済んだのに、言い訳を重ねて恥の上塗りをしてしまった。
- その場しのぎの嘘は、後でばれて恥の上塗りになるからやめたほうがいい。
- 彼は失敗を隠そうとして資料を改ざんし、結局発覚して恥の上塗りになった。
類義語
- 恥のかき捨て
- 赤っ恥をかく
- 傷口に塩を塗る
対義語
- 名誉挽回
- 汚名返上