恥と頭は掻き次第
読み方
はじ と あたま は かきしだい意味
恥をかくかどうか、またどれほど恥ずかしく感じるかは、頭を掻くのと同じで、自分の態度や心の持ちよう次第だというたとえ。失敗を過度に気にすれば恥は大きくなり、堂々と受け止めれば小さくてすむ、という意味で使われる。由来
「頭を掻く」と「恥を掻く」の、同じ「掻く」という語を掛けた言葉遊びから生まれたことわざ。頭は自分が掻くかどうかで決まるように、恥も受け止め方や振る舞い次第だと説く。成立年代や初出は不明で、近世以降の口承的な俗諺と考えられるが、確かな年は確認されていない。備考
「恥を掻く」と「頭を掻く」を掛けた軽い調子の表現。日常会話ではやや古風で、励ましや失敗を気にしすぎるなという文脈で使われる。例文
- 発表で言い間違えたが、笑って訂正すればよい。恥と頭は掻き次第だ。
- 失敗をいつまでも気にしていると、かえって周囲の目が気になる。恥と頭は掻き次第というものだ。
- 新人のうちは知らないことを質問しても恥ではない。恥と頭は掻き次第だから、堂々と聞けばいい。
- 彼はミスを隠そうとして余計に慌てた。恥と頭は掻き次第で、落ち着けば小さな失敗ですんだのに。
- 面接で緊張しても、誠実に答えれば印象は悪くない。恥と頭は掻き次第だよ。
類義語
- 物は考えよう
- 気の持ちよう
- 心の持ちよう
- 恥はかき捨て
対義語
- 一度の恥は末代の恥