恋と咳とは隠されぬ
読み方
こい と せき と は かくされぬ意味
恋心は、咳と同じように、いくら隠そうとしても態度・表情・言動に自然と表れてしまい、他人に気づかれてしまうものだという意味。強い感情や内心の動揺は完全には隠しきれない、というたとえ。由来
咳は我慢しても思わず出てしまうことから、恋心も同様に外へ表れるという日常的な観察に基づくことわざ。成立年代・初出は不詳。英語の “Love and a cough cannot be hid.” など、西洋にも同趣旨のことわざがあり、由来関係は明確ではない。備考
やや古風な言い回しで、日常会話では「好きなのがバレバレ」に近い。からかい半分に使うこともあるため、相手への配慮が必要。例文
- 彼女の名前が出るたびに彼が赤くなるので、まさに恋と咳とは隠されぬだ。
- 二人は秘密にしているつもりらしいが、視線の交わし方を見れば、恋と咳とは隠されぬというものだ。
- 会議中まで彼からの連絡を気にしているなんて、恋と咳とは隠されぬね。
- 友人に冷やかされて否定していたが、うれしそうな顔を見れば恋と咳とは隠されぬだと分かる。
- 恋と咳とは隠されぬと言うように、彼女の態度から好きな相手はすぐに察しがついた。
類義語
- 恋は隠せぬ
- 目は口ほどに物を言う
- 思いは色に出る