念には念を入れよ
読み方
ねんには ねんを いれよ意味
十分に注意したうえで、さらに重ねて注意し、手落ちや失敗がないようにせよという意味。大事な物事ほど確認や準備を怠らず、慎重の上にも慎重を期すべきだという戒め。由来
「念」は注意・気配りの意で、「念を入れる」は細かい点まで注意すること。その「念」にさらに「念」を加えるという強調表現。成立時期は不詳だが、近世以降に広く用いられるようになったと考えられる。備考
命令形のため、会話ではやや硬く教訓的。日常では「念には念を入れて」と副詞的に使うことが多い。例文
- 契約書を送る前に、念には念を入れよと思ってもう一度読み返した。
- 海外旅行の準備は、念には念を入れよで、パスポートの期限まで確認した。
- 重要な発表だから、念には念を入れよと部長に言われた。
- 機械を止める前に安全確認を二重に行うのは、念には念を入れよという考えからだ。
- 受験票を忘れないよう、念には念を入れよで前日の夜にかばんへ入れておいた。
類義語
- 石橋を叩いて渡る
- 転ばぬ先の杖
- 備えあれば憂いなし
- 油断大敵
対義語
- 当たって砕けろ
- 後は野となれ山となれ
- 案ずるより産むが易し