念には念を入れよ
読み方
ねんにはねんをいれよ
意味
物事を行うときは、一度注意しただけで安心せず、さらにもう一度確かめたり準備したりして、失敗や手落ちがないようにせよ、という戒め。特に重要な場面ほど確認を重ねるべきだという意味。
由来
「念(注意・心配り)」を重ねる意から生まれた言い回しで、同趣旨の「念には念を入れよ」は江戸時代頃から広く用いられてきたとされる。正確な初出年は不明。
備考
命令形で戒めとして使うことが多い。やや硬めで、仕事・手続き・安全確認などの場面に合う。過度な慎重さを揶揄する文脈では別表現が無難。
例文
- 契約書は念には念を入れよと言うし、署名の前に条項をもう一度確認しよう。
- 出発前に戸締まりを見たけど、念には念を入れよでガスの元栓もチェックした。
- 本番は一度きりだ。念には念を入れよ、リハーサルをもう一回やっておこう。
- データを送る前に、念には念を入れよと先輩に言われてバックアップを取った。
- 薬の飲み合わせは怖いから、念には念を入れよで医師と薬剤師の両方に相談した。
類義語
- 用心に用心を重ねよ
- 石橋を叩いて渡る
- 転ばぬ先の杖
- 念を入れる
- 慎重を期す
対義語
- 油断する
- 手を抜く
- いい加減にする