御神酒上がらぬ神はない
読み方
おみき あがらぬ かみ は ない意味
神でさえ御神酒を召し上がるのだから、酒を嫌う人はいない、また酒は多くの人に喜ばれるものだというたとえ。酒を勧める場面や、酒好きの人が多いことを冗談めかして言うときに使う。由来
神前に酒を供える神道の習俗に由来する。御神酒は神に供え、のちに人もいただく酒で、「上がる」は神が飲食することを敬っていう語。ことわざとしての成立時期や初出年は不明だが、神酒を供える風習は古代からあり、表現は近世以降に広まったとみられる。備考
古風で酒席向きの表現。現代では体質・健康・宗教などで飲めない人への配慮が必要で、無理に酒を勧める口実にはしない。例文
- 新しい店への手土産に地酒を選んだ。御神酒上がらぬ神はないというから、きっと喜ばれるだろう。
- 部長は酒を飲まないと言っていたのに、乾杯のあと一杯だけ口にした。御神酒上がらぬ神はないものだ。
- 祭りの後の直会では、御神酒上がらぬ神はないとばかりに皆が杯を交わした。
- 彼は全国の銘酒を集めるほどの酒好きで、まさに御神酒上がらぬ神はないを地で行く人だ。
- 父への贈り物に迷ったが、御神酒上がらぬ神はないと思い、好物の日本酒を贈った。
類義語
- 御神酒の上がらぬ神はない
- 酒を嫌う者はいない
- 酒好きでない者はいない