後足で砂をかける
読み方
あとあし で すなをかける意味
世話になった人や所属していた所を去るとき、感謝するどころか、最後に迷惑や損害を与えること。転じて、別れ際に悪口を言ったり問題を起こしたりして、後味の悪い去り方をすることをいう。由来
犬や馬などが立ち去るとき、後ろ足で後方に砂をはねかけるしぐさにたとえた表現とされる。そこから、去り際に相手へ迷惑をかける意が生まれた。成立時期の詳細は未詳だが、近世から近代にかけて定着したと考えられる。備考
「うしろあしで砂をかける」ともいう。人間関係・退職・離別の場面で、去り際の不義理や裏切りを強く非難するときに使う。かなり否定的な表現。例文
- 会社を辞める直前に取引先の情報を持ち出すなんて、まさに後足で砂をかけるような行為だ。
- 長年お世話になった店の悪評を広めて辞めるのは、後足で砂をかけるも同然だ。
- 別れると決めたあとで相手の秘密を暴露するなんて、後足で砂をかけるやり方はよくない。
- 退職するのは自由だが、後足で砂をかけるようなまねだけはしてはいけない。
- 恩師のもとを離れるなら、後足で砂をかけるのではなく、きちんと礼を尽くすべきだ。
類義語
- 恩を仇で返す
- 飼い犬に手を噛まれる
- 去り際に泥を塗る
対義語
- 立つ鳥跡を濁さず