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後は野となれ山となれ

読み方

あとは のとなれ やまとなれ

意味

目先のことや自分の責任範囲さえ済めば、その後に何が起ころうと構わない、という投げやりで無責任な気持ちを表すことわざ。将来の結果や他人への影響を顧みない態度を批判的にいう場合が多い。

由来

正確な成立時期・初出は不詳。江戸時代ごろから使われた口語的な言い回しとされる。「自分が去った後は、土地が野になろうが山になろうが知ったことではない」という発想から、後の成り行きを気にしない態度を表すようになった。

備考

無責任さや投げやりな態度を表すため、他人に向けると批判的に響く。自嘲的に軽く使うこともある。

例文

  • 彼は後は野となれ山となれとばかりに、引き継ぎ資料も残さず退職してしまった。
  • 目先の売上だけを追って、後は野となれ山となれでは会社の信用を失う。
  • 試験前日に徹夜で詰め込み、後は野となれ山となれという気持ちで会場に向かった。
  • 環境への影響を考えず、後は野となれ山となれで開発を進めるべきではない。
  • 締め切りに間に合わせるため、細部の確認は後は野となれ山となれで提出した。

類義語

  • 旅の恥はかき捨て
  • 我が亡き後に洪水よ来たれ
  • 末は野となれ山となれ

対義語

  • 立つ鳥跡を濁さず

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