後は野となれ山となれ
読み方
あとはのとなれやまとなれ
意味
目先のことをやり遂げたら、その後の結果や成り行きはどうなってもかまわない、あとは運に任せるという気持ちを表す。責任を放棄するような投げやりさや、開き直りのニュアンスを伴うことが多い。
由来
語源は、耕作地(野)でも山野でも、後のことはどう変わってもよい、という比喩から生まれたとされる。江戸時代には用例が見られるといわれるが、成立の正確な年や初出は不詳。
備考
投げやり・開き直りの響きが強く、無責任と受け取られやすい。自分の覚悟を示す場面では使えるが、他人の迷惑が絡む状況では避けた方がよい。
例文
- 締切までに提出さえできれば、後は野となれ山となれだ。
- 失敗したらどうするの?と聞かれても、後は野となれ山となれと腹をくくった。
- 準備不足のまま本番を迎え、後は野となれ山となれの気分で舞台に立った。
- 彼は引き継ぎもせず退職し、後は野となれ山となれという態度だった。
- ここまで来たら迷っても仕方ない。後は野となれ山となれ、やるだけやろう。
類義語
- 後のことは後で
- 後はどうなってもいい
- なるようになる
- 後は知らぬ
- 後は任せた
対義語
- 先を見越す
- 用意周到
- 計画的に行う
- 後顧の憂いをなくす