後の祭り
読み方
あとのまつり
意味
時機を逃してしまい、今さらどうしようもないこと。祭りが終わった後に行っても楽しめないように、手を打つべき時を過ぎてから悔やんだり、取り返そうとしても遅いというたとえ。
由来
祭礼(まつり)は決まった日に行われ、終わってしまえば見物や参加のしようがないことから生まれた言い回し。いつ頃から定着したかは諸説あり、正確な成立年代・時代は不明だが、近世以降の口語的なたとえとして広く用いられてきた。
備考
「今さらでは遅い」の意。やや突き放した言い方になるため、相手を責める場面では言い方に注意。類句に「六日の菖蒲、十日の菊」。
例文
- 締め切りを過ぎてから資料を集めても、後の祭りだ。
- あの時謝っておけばよかったのに、今さら言っても後の祭りだよ。
- 警告を無視した結果の事故では、後の祭りになってしまう。
- 値上がりしてから買おうとしても後の祭りで、もう手が出ない。
- 試験前に遊びすぎたと気づいても後の祭りで、徹夜するしかなかった。
類義語
- 手遅れ
- 後手後手
- 後悔
- 後の雁
- 六日の菖蒲、十日の菊
対義語
- 後悔先に立たず
- 転ばぬ先の杖
- 備えあれば憂いなし