漢字辞典.com

待つ身は長い

読み方

まつ み は ながい

意味

人や知らせ、物事の結果などを待っている立場の人にとっては、実際の時間よりも長く感じられるという意味。期待や不安があるほど、待つ時間はなかなか過ぎないものだということ。

由来

正確な初出や成立年代は未詳。人を待つときの心理的な時間感覚を表した古くからの俗諺で、少なくとも近世以降の日本語のことわざ・慣用表現として用いられてきたと考えられる。文語形に近い「待つ身は長し」とも言う。

備考

日常会話でも文章でも使える表現。「待てば海路の日和あり」のように、待つことで良い結果が来るという意味ではなく、待つ時間の長さをいう。

例文

  • 合格発表まであと一時間なのに、待つ身は長いもので、まるで一日中待っているように感じる。
  • 彼からの返事を待っていると、待つ身は長いという言葉が身にしみる。
  • 面接の結果は明日出ると聞いたが、待つ身は長いので今夜は眠れそうにない。
  • 電車が十分遅れているだけなのに、寒いホームでは待つ身は長い。
  • 手術が終わるまで家族は控室で待っていたが、待つ身は長いとはまさにこのことだった。

類義語

  • 待つ間は長い
  • 待つ夜は長い
  • 待つ者には時は長い

対義語

  • 光陰矢の如し
  • 楽しい時は早く過ぎる
  • 歳月人を待たず

このことわざに含まれる漢字