彼も人なり我も人なり
読み方
かれ も ひと なり われ も ひと なり意味
相手も自分も同じ人間であり、能力や立場に多少の差はあっても本質的には変わらない、という意味。相手を必要以上に恐れたり卑下したりせず、自分も同様に努力すれば到達できる、という励ましとして用いる。由来
出典は特定しにくく、いつ頃成立したかも不明。中国古典由来の成句として伝わったとされることが多く、同趣旨の言い回しが漢文調で日本語に定着したものと考えられる(明確な年代・典拠は未詳)。備考
やや古風で硬い言い回し。自分を奮い立たせる・相手を過度に神格化しない場面で使う。相手を軽んじる意図にはならないよう文脈に注意。例文
- 難関校の合格者を見て尻込みしたが、彼も人なり我も人なり、やるだけやってみよう。
- 相手は有名企業の社長でも、彼も人なり我も人なりと自分に言い聞かせて落ち着いて話した。
- 彼も人なり我も人なりだから、失敗を恐れすぎず挑戦したい。
- 先輩の仕事ぶりに圧倒されたが、彼も人なり我も人なり、努力で近づけるはずだ。
- 舞台に立つ前に、彼も人なり我も人なりと唱えて緊張を和らげた。
類義語
- 彼も人なり我も人なり
- 人は人、我は我(ひとはひと われはわれ)
- 彼も人なり我も人なり(かれもひとなり われもひとなり)
- 人は皆同じ(ひとはみなおなじ)
- 同じ人間(おなじにんげん)
対義語
- 人に勝つ(ひとにかつ)
- 人を見下す(ひとをみくだす)