年寄りの冷や水
読み方
としより の ひやみず意味
年を取った人が、自分の体力や年齢を考えずに、若者のような無理な行動や危なっかしいことをするたとえ。多くは「無理をしないほうがよい」という戒めや、本人が自嘲して言う場合に使う。由来
冷たい水は老人の体に悪い、また老人が冷水を浴びたり飲んだりするのは無理があるという生活上の感覚から生まれた表現。正確な成立年は不明だが、江戸時代には広まっていたとされる。備考
高齢者をからかう響きがあるため、目上の人に直接使うと失礼になりやすい。自分について謙遜・自嘲して使うことも多い。例文
- 70歳を過ぎて富士山に単独で登るなんて、年寄りの冷や水だと家族に止められた。
- 久しぶりに若者に交じってフットサルをしたら、翌日動けなくなり、まさに年寄りの冷や水だった。
- 徹夜で仕事を片づけると言う部長に、同僚は年寄りの冷や水ですよと冗談めかして忠告した。
- 年寄りの冷や水と言われても、彼は新しい会社を立ち上げる夢をあきらめなかった。
- 孫と張り合って全力疾走した祖父は、年寄りの冷や水だったなあと笑った。
類義語
- 老いの木登り
- 年寄りの木登り
- 老いの冷や水
対義語
- 老いてなお盛ん
- 老当益壮
- 老いてますます盛ん