年には勝てぬ
読み方
とし には かてぬ意味
どれほど気力や経験があっても、加齢による体力・容姿・能力の衰えには逆らえないという意味。年を取ったことを実感したとき、自嘲や慰めを込めて使うことが多い。由来
「年」は年齢・老いを表し、「勝てぬ」は勝つことができないという意味。特定の故事に由来するものではなく、老化は避けられないという生活上の実感から生まれた言い回し。正確な初出や成立年は不明で、近世以降の俗諺的表現として定着したと考えられる。備考
やや古風な言い方で、「年には勝てない」とも言う。自分に使えば謙遜や自嘲になるが、他人に向けると失礼に聞こえる場合がある。例文
- 若いころは徹夜しても平気だったが、今は一晩寝不足になるだけでつらい。年には勝てぬ。
- 父はまだ元気だが、階段を上ると息が切れるようになり、年には勝てぬと笑っていた。
- 久しぶりに草野球をしたら翌日全身が痛くなり、年には勝てぬと痛感した。
- 昔のように細かい字が読めなくなってきた。やはり年には勝てぬものだ。
- ベテラン選手は技術で健闘したが、終盤の走力では若手に及ばず、年には勝てぬ結果となった。
類義語
- 老いには勝てない
- 寄る年波には勝てぬ
- 年波には勝てない
- 老いは避けられない
対義語
- 老いてますます盛ん
- 老当益壮
- 生涯現役