川立ちは川で果てる
読み方
かわだち は かわ で はてる意味
川で仕事をする人は、最後には川で命を落とすということから、人は自分の得意なことや慣れた仕事の中で油断し、かえって失敗や災難に遭いやすいというたとえ。また、職業や生き方に伴う危険からは逃れにくいという意味でも使う。由来
「川立ち」は、川に入って魚を捕ったり、川辺・川中で働いたりする人を指す語。川に慣れた者ほど川の危険にさらされ、そこで命を落とすことがあるという生活上の経験から生まれたことわざ。成立時期ははっきりしないが、近世以前からの民間の経験則に由来すると考えられる。備考
やや古風で、日常会話ではあまり頻出しない表現。単に「専門家も失敗する」だけでなく、慣れや職業上の危険による破滅を含む点に注意。例文
- ベテランの漁師ほど増水した川を甘く見てはいけない。川立ちは川で果てるというからね。
- 彼は長年の経験を過信して安全確認を省いたが、まさに川立ちは川で果てるという結果になった。
- 得意分野だからこそ油断は禁物だ。川立ちは川で果てるという言葉を忘れないようにしよう。
- 山岳ガイドが慣れた道で遭難したと聞き、川立ちは川で果てるということわざを思い出した。
- プロの投資家でも市場を読み誤ることがある。川立ちは川で果てるで、専門家ほど自分の判断を疑うべきだ。
類義語
- 泳ぎ上手は川で死ぬ
- 水に慣れて溺れる
- 木登りは木で果てる
- 山立ちは山で果てる
- 河童の川流れ
対義語
- 好きこそ物の上手なれ
- 得手に帆を揚げる