尻に火がつく
読み方
しり に ひ が つく意味
期限や状況が差し迫って、のんびりしていられなくなり、急いで行動せざるを得ない状態になること。追い詰められて慌てて取りかかる、切羽詰まったさまをたとえる。由来
尻(しり)に火が燃え移れば熱くて座っていられず、すぐ立ち上がって動くしかない、という身体感覚にもとづく比喩表現。慣用句としての成立時期は諸説あり、明確な年代・初出は不詳だが、江戸期以降の口語的表現として広まったと考えられる。備考
口語的で生き生きした比喩。本人が追い詰められる場合にも、周囲が見て「尻に火がついたようだ」と描写する場合にも使う。ややくだけた印象。例文
- 提出が明日で、尻に火がついて徹夜で仕上げた。
- 試験まで一週間しかなく、尻に火がついたように勉強を始めた。
- 資金繰りが悪化して尻に火がつき、ようやくコスト削減に動き出した。
- トラブルが起きてから尻に火がつくのでは遅い。
- 彼はいつも尻に火がつくまで動かないタイプだ。
類義語
- 尻を叩かれる
- 追い込まれる
- 差し迫る
- 間に合わなくなる
- 火急を要する
対義語
- 余裕綽々
- 悠々自適
- 泰然自若