宝の持ち腐れ
読み方
たから の もちぐされ意味
価値の高い物や、優れた能力・資格などを持っていながら、それを十分に使わず、生かせずに無駄にしてしまうこと。せっかくの良いものが役に立っていない状態をいう。由来
正確な初出年は不明です。『持ち腐れ』は、物を持ちながら使わず、腐らせるように無駄にするという意味から生まれた表現で、近世、少なくとも江戸時代にはこうした発想の言い回しが定着していたと考えられます。そこに『宝』を添え、価値ある品や才能を生かさないことを強調したことわざです。備考
物だけでなく、知識・資格・才能にも広く使う。相手に対して使うと『せっかくの力を生かしていない』という批判的な響きが出ることがある。例文
- 高性能のカメラを買ったのに全自動しか使わないなんて、宝の持ち腐れだ。
- 英語も中国語も話せる彼を受付だけに置いておくのは、宝の持ち腐れではないか。
- せっかく取った資格を更新もせずに眠らせていたら、宝の持ち腐れになってしまう。
- 広い書斎に本が山ほどあるのに全然読まないなんて、まさに宝の持ち腐れだね。
- 最新の分析ツールを導入しても、社員が使いこなせなければ宝の持ち腐れだ。
類義語
- 持ち腐れ
- 無用の長物
- 持て余す
対義語
- 有効活用
- 適材適所
- 使いこなす