学ぶに如くはなし
読み方
まなぶ に しく は なし意味
一人で考え込むだけでは限界があり、知識や経験ある人から学び、書物や学問に触れることに勝るものはない、という教え。迷ったり成長したいときは、独りよがりに悩むより素直に学ぶのが最善だという意味。由来
中国古典『論語』衛霊公篇の「吾嘗終日不食、終夜不寝、以思、無益。不如学也」(考え続けても益はなく、学ぶに及ばない)に由来するとされる。『論語』は孔子の言行を弟子たちが戦国時代ごろ(紀元前5〜3世紀ごろ)に編んだ書物。日本では漢籍の訓読を通じて広まった。備考
「如く」はここでは「ごとく」ではなく「しく」と読む。古風で硬い表現なので、日常会話より訓話・教育方針・文章で用いられやすい。例文
- 新しい部署で戸惑っていたが、先輩に教わるうちに、学ぶに如くはなしと実感した。
- 独学で悩み続けるより、講座に参加してみよう。学ぶに如くはなしだ。
- 失敗の原因を一人で考え込むだけでなく、専門家に聞くべきだ。まさに学ぶに如くはなしである。
- 祖父はよく「学ぶに如くはなし」と言って、年を取ってからも本を手放さなかった。
- 経営改革に行き詰まった社長は、他社の成功事例を学び、学ぶに如くはなしと感じた。
類義語
- 学問は一生の宝
- 学問は身を助く
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
- 人学ばざれば道を知らず
対義語
- 習うより慣れよ
- 畳の上の水練