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学びて思わざれば則ち罔し

読み方

まなびて おもわざれば すなわち くらし

意味

書物や人から知識を学ぶだけで、自分の頭で深く考えなければ、物事の道理を本当に理解できず、判断もぼんやりしてしまうという意味。学習には、知識を得ることと、それを吟味し考察することの両方が必要だと説く言葉。

由来

中国の古典『論語』為政篇にある孔子の言葉「学而不思則罔、思而不学則殆」に由来する。孔子は紀元前6〜5世紀の人物で、『論語』はその弟子たちが戦国時代ごろ、紀元前5〜3世紀にかけて編纂したとされる。日本には漢籍として古代から伝わり、学問・修養の格言として広く用いられてきた。

備考

後半の「思いて学ばざれば則ち殆し」と対で引用されることが多い。漢文訓読調で格式が高く、日常会話より教育・講話・文章で使われやすい。

例文

  • 参考書を何冊も読んでも、なぜそうなるのかを考えなければ、まさに学びて思わざれば則ち罔しだ。
  • 先生は授業の終わりに、学びて思わざれば則ち罔しだから、必ず自分の言葉で要点をまとめなさいと言った。
  • 研修を受けただけで満足せず、現場でどう生かすか考えなければ、学びて思わざれば則ち罔しになってしまう。
  • 歴史の年号を暗記するだけで背景を考えない勉強は、学びて思わざれば則ち罔しと言える。
  • 論文を読むときは内容を鵜呑みにせず、自分の問題意識と照らし合わせることが大切だ。学びて思わざれば則ち罔しである。

類義語

  • 学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し
  • 温故知新
  • 読書百遍義自ずから見る

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