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好事魔多し

読み方

こうじ は ま おおし

意味

よいこと・めでたいことが起こるときほど、思いがけない邪魔や災難が入りやすく、物事が順調に運びにくいというたとえ。成功や慶事の最中こそ油断せず、慎重に対処すべきだという戒め。

由来

中国由来の成句(漢語)。「好事(よい出来事)には魔(災い・邪魔)が多い」という発想は中国の古典・俗語の系譜に見られるが、特定の初出文献や年代は明確でない(日本への定着時期も不詳)。日本語では漢文調の言い回しとして広く用いられてきた。

備考

漢文調でやや硬い表現。慶事・成功の場面で「油断禁物」の含みを添えて使う。単独で「好事魔多しだ」と結ぶ用法が多い。

例文

  • 昇進が決まった矢先に体調を崩した。まさに好事魔多しだ。
  • 結婚式の当日にトラブルが続いたが、好事魔多しと思って落ち着いて対応した。
  • 新規契約がまとまりかけたところで競合が割り込んだ。好事魔多しだな。
  • 受賞が決まった途端に炎上騒ぎが起きた。好事魔多しとはこのことだ。
  • 旅行の計画が順調すぎて逆に不安だ。好事魔多し、用心しておこう。

類義語

  • 好事多魔
  • 人間万事塞翁が馬

対義語

  • 災い転じて福となす
  • 雨降って地固まる

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