天狗になる
読み方
てんぐ に なる意味
自分の力や成果を過大評価して、得意になり、慢心して人を見下すような態度になること。ほめられたり成功したりした後に、調子に乗って傲慢になる様子をいう。由来
「天狗」は山に住むとされる鼻の高い妖怪で、強い力を持ち思い上がりやすい存在として描かれてきた。そこから「鼻が高い=うぬぼれる」という連想で「天狗になる(=慢心する)」の意が定着した。成立年代は特定しにくいが、天狗信仰・説話が広まった中世(鎌倉〜室町期)以降の文化的背景に基づく表現と考えられる。備考
「天狗になっている」の形でよく使う。からかい・戒めのニュアンスが強く、目上や初対面には言い方に注意。例文
- 新人賞を取ったくらいで天狗になるな。
- 少し結果が出た途端に天狗になって、周りの助言を聞かなくなった。
- 彼は天狗にならず、いつも感謝を忘れない。
- SNSでバズって天狗になったせいで、炎上してしまった。
- 褒めるのはいいが、あの子が天狗にならないように見守ろう。
類義語
- うぬぼれる
- いい気になる
- 調子に乗る
- 慢心する
- 自惚れる
- 思い上がる
対義語
- 謙虚になる
- 謙遜する
- 腰が低い
- 自重する