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天は自ら助くる者を助く

読み方

てん は みずから たすくる もの を たすく

意味

自分の力で状況を良くしようと努力し、進んで行動する人には、天の加護や幸運、周囲の助けも集まりやすいという意味。逆に、何もしないで他人任せ・運任せにしているだけでは、よい結果は得にくいことを戒める言葉。

由来

もとは英語の格言 “Heaven helps those who help themselves.” に由来する。さらにさかのぼると古代ギリシアの寓話や格言に通じるとされる。日本では明治初期、サミュエル・スマイルズ『Self-Help』を中村正直が訳した『西国立志編』(1871年前後)によって、この文語的な形で広く知られるようになった。

備考

西洋由来の格言で、日本では明治期以降に広まった。励ましや訓話で使われることが多く、やや文語的で格調高い表現。口語では「自助する者を助く」と言い換えることもある。

例文

  • 新しい仕事に挑む彼は、「天は自ら助くる者を助く」を信じて、まず自分で必要な技能を学び始めた。
  • 支援を待つだけでなく、自分で調べて行動を起こした彼女を見て、先生は天は自ら助くる者を助くだと言った。
  • 起業で成功した人の多くは、天は自ら助くる者を助くという言葉どおり、失敗を恐れず努力を続けている。
  • 試験でよい結果を望むなら、運任せにしてはいけない。天は自ら助くる者を助くのだから。
  • 災害後の地域再建では、住民が自ら立ち上がったことで支援も集まり、まさに天は自ら助くる者を助くを実感した。

類義語

  • 蒔かぬ種は生えぬ
  • 人事を尽くして天命を待つ
  • 天道は自ら助くる者を助く

対義語

  • 果報は寝て待て
  • 棚からぼた餅

このことわざに含まれる漢字

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