大船に乗ったよう
読み方
おおぶね に のった よう意味
頼りになる人や確かな後ろ盾があって、少しも心配せず安心していられることのたとえ。大きくて安定した船に乗っていれば沈む不安が少ない、というイメージから、物事を安心して任せられる気持ちを表す。由来
明確な初出年は不詳ですが、船が重要な交通・運搬手段だった時代に生まれた表現と考えられます。大きな船は小舟より安定していて荒波にも強く、安心して身を任せられることから比喩化しました。近世、特に海運が盛んだった江戸時代ごろには理解されやすい表現として定着したとみられます。備考
『大船に乗ったような気持ち』の形で使うことが多い。自分の力ではなく、頼れる人や確かな状況への信頼から生まれる安心感を表す。表記は『大舟』もある。例文
- 経験豊富な部長がついていてくれるので、大船に乗ったような気持ちで新しい仕事に取り組める。
- 名医が担当してくれると聞き、家族は大船に乗ったように安心した。
- ベテランの先輩が一緒なら、大船に乗ったような心強さがある。
- 彼に任せておけば大丈夫だと、みんな大船に乗ったような顔をしていた。
- 保護者たちは、面倒見のよい担任の先生に大船に乗ったような気持ちを抱いている。
類義語
- 心強い
- 頼もしい
- 安心しきる
- 枕を高くして寝る
対義語
- 薄氷を踏む思い
- 気が気でない
- 不安でたまらない
- 針のむしろ