大海は芥を選ばず
読み方
たいかい は あくた を えらばず意味
広大な海が小さなごみまで受け入れるように、度量の大きい人は、相手の身分・欠点・小さな過ちなどにこだわらず、広く人や物事を受け入れるというたとえ。由来
正確な初出や成立年は不詳。中国古典に見える「河海は細流を択ばず」など、大きな海や川が小さな流れを拒まないという思想に通じ、日本で「芥」を用いて度量の広さを表したことわざとして広まったと考えられる。備考
「芥」は「あくた」と読み、ごみ・つまらないものの意。表記は「選ばず」のほか「択ばず」も見られる。日常会話ではやや文語的。例文
- 社長は大海は芥を選ばずの精神で、経歴に傷のある若者にも再挑戦の場を与えた。
- あの先生は大海は芥を選ばずで、どんな質問にも嫌な顔をせず答えてくれる。
- 組織を大きくしたいなら、大海は芥を選ばずという姿勢も必要だ。
- 彼は細かな失敗を責めない。まさに大海は芥を選ばずという人物だ。
- 移住者も古くからの住民も受け入れるこの町には、大海は芥を選ばずの気風がある。
類義語
- 清濁併せ呑む
- 来る者は拒まず
- 大海は細流を択ばず
- 泰山は土壌を譲らず
対義語
- 水清ければ魚棲まず
- 狭量
- 来る者を拒む