大事は小事より起こる
読み方
だいじ は しょうじ より おこる意味
大きな事件・重大な問題は、最初は取るに足りない小さな事柄から生じるものだという意味。些細なミスや兆候を軽く見ず、早めに対処することの大切さを戒める言葉。由来
正確な成立時期は不明。中国古典『老子』第六十三章の「天下の大事は必ず細より作る(大事は必ず小さなことから起こる)」という思想に通じる表現で、『老子』は戦国時代ごろ(紀元前4〜3世紀ごろ)に成立したとされる。日本では漢籍由来の教訓としてことわざ化した。備考
「小事」を軽視しない戒めとして、仕事・健康・安全管理などで使う。悪い結果への警告に用いることが多い。例文
- 小さな水漏れを放っておいたら大修理になった。まさに大事は小事より起こるだ。
- 一通の確認メールを怠ったせいで取引先との信頼を失いかけた。大事は小事より起こるというから注意したい。
- 体のわずかな異変でも、早めに診てもらうべきだ。大事は小事より起こる。
- 新人の小さな報告ミスを責めるのではなく、仕組みで防ごう。大事は小事より起こるのだから。
- 避難訓練を面倒がってはいけない。災害時の混乱も、大事は小事より起こるものだ。
類義語
- 千里の堤も蟻の穴から
- 蟻の穴から堤も崩れる
- 小事が大事
- 塵も積もれば山となる
- 天下の大事は必ず細より作る