大は小を兼ねる
読み方
だい は しょう を かねる意味
大きいものは小さいものの役目も果たせるので、小さいものより大きいものを選んでおけば用途が広くて便利だ、という意味。物の大きさだけでなく、容量・能力・規模などについても使われる。由来
大きな器具・容器・道具などは、小さな用途にも代用できるという生活上の経験則から生まれたことわざ。特定の出典や成立年は不明だが、近世以降、少なくとも江戸時代ごろには広く用いられていたと考えられる。備考
便利さを表す一方、服・靴・精密機器などサイズが合うことが重要な物には不適切な場合もある。「何でも大きければよい」という意味ではない。例文
- 旅行かばんは少し大きめにした。大は小を兼ねるから、お土産も入れられる。
- 会議室は人数より広い部屋を予約しよう。大は小を兼ねるというし、狭いより安心だ。
- 迷った末に容量の大きいパソコンを買った。大は小を兼ねると思ったからだ。
- 子ども用の自転車より少し大きいサイズを選びたかったが、大は小を兼ねるとは限らない。
- 非常用の水タンクは大きめがよい。大は小を兼ねるので、災害時に役立つ。
類義語
- 大きいことはいいことだ
- 大きな器は小さな器の代わりになる
対義語
- 小は大を兼ねない
- 過ぎたるは猶及ばざるが如し