堪忍袋の緒が切れる
読み方
かんにんぶくろ の お が きれる意味
我慢の限界に達し、抑えていた怒りがついに爆発すること。普段は耐えていても、度重なる無礼や理不尽が積み重なって、もう許せないという状態になる、という意味。由来
「堪忍袋」は怒りや不満を心の中にためておく袋にたとえた語で、その袋を縛る「緒(ひも)」が切れる=こらえが効かなくなる、という比喩表現。成立年代ははっきりしないが、江戸時代頃から用例が見られるとされる。備考
怒りが爆発する場面で用いる慣用句。目上に対しては直接的に言うと強いので、「我慢の限界です」などに言い換えると無難。例文
- 何度も同じ言い訳を聞かされて、ついに堪忍袋の緒が切れた。
- 部下の失敗をかばい続けたが、虚偽の報告で堪忍袋の緒が切れる。
- 近所の騒音が毎晩続き、堪忍袋の緒が切れて管理会社に苦情を入れた。
- 彼は温厚だが、約束を破られると堪忍袋の緒が切れることがある。
- からかわれても笑っていたのに、最後の一言で堪忍袋の緒が切れた。
類義語
- 我慢の限界に達する
- 堪忍ならない
- 業を煮やす
- 腹に据えかねる
- 頭に来る
- 怒りが爆発する
対義語
- 堪忍する
- 我慢する
- 怒りを抑える
- 聞き流す
- 水に流す