坊主丸儲け
読み方
ぼうず が まるもうけ意味
坊主(僧侶)だけが丸々と利益を得ること。周囲は苦労や出費をしているのに、当事者や取りまとめ役だけがうまい汁を吸って得をする、という不公平さ・皮肉を表す。由来
由来・成立年代ははっきりしない。近世〜近代にかけて、葬式や法事などで僧侶に謝礼(お布施)を渡す慣習が広く見られ、「費用負担する側に比べて僧侶が確実に収入を得る」と感じられたことから生まれたとされる。備考
僧侶や仏事を揶揄する語感があり、相手や場面を選ぶ。現代では「取りまとめ役だけ得をする」一般比喩としても用いられる。例文
- 町内会の行事は住民が準備で大変なのに、結局は業者だけが儲かって坊主丸儲けだ。
- 中抜きが多すぎて、現場は赤字なのに元請けだけ坊主丸儲けになっている。
- 手数料ばかり取られて、利用者は損をする。まさに坊主丸儲けだね。
- 寄付を集めた人だけが名声を得て、協力した人は報われないのは坊主丸儲けだ。
- 無料と言いながら追加料金が重なり、会社だけ得する仕組みは坊主丸儲けと言われても仕方ない。
類義語
- 漁夫の利
- 濡れ手で粟
- いいとこ取り
- 上前をはねる
- 中抜きする
対義語
- 損して得取れ
- 身を切って奉仕する
- 情けは人の為ならず