坊主の不信は袈裟のしわ
読み方
ぼうず の ふしん は けさ の しわ意味
僧侶(坊主)のよくない行い・不正や疑わしい点は、袈裟のしわのせいにするなどして巧みに隠してしまう、というたとえ。権威や体裁を利用して過ちを覆い隠し、周囲もそれにだまされやすいことを皮肉って言う。由来
成立年代は不詳。中世以降、僧侶が社会的に権威を持った時代背景のもとで生まれたとされる。袈裟は僧の象徴であり、その「しわ」(外見上の乱れ)を口実にして、内面の「不信」(不正・不審)を覆い隠すという発想から来た言い回し。備考
僧侶一般を貶める意図でなく、「権威・体裁で不正を隠す」比喩として用いる。やや古風で皮肉が強いので、面と向かって人に言う場面は注意。例文
- あの住職の金銭トラブルも、結局は『坊主の不信は袈裟のしわ』でうやむやになった。
- 役職の肩書きを盾に説明を避けるなんて、坊主の不信は袈裟のしわだよ。
- 体裁ばかり整えて中身をごまかすのは、まさに坊主の不信は袈裟のしわだ。
- 不祥事の原因を些細なミスにすり替えるのは、坊主の不信は袈裟のしわのやり方だ。
- 権威ある組織ほど外聞で隠しがちだね、坊主の不信は袈裟のしわと言うし。
類義語
- 坊主の不信は袈裟で隠す
- 坊主の不信は袈裟のしわに隠す
- 坊主の不信は袈裟の綻び
対義語
- 坊主の不信は袈裟で隠す(※反対の発想として)
- 清廉潔白
- 正々堂々