地獄で仏
読み方
じごく で ほとけ意味
最も頼りにならないと思っていた場所や、助けが期待できない状況で、思いがけず救いの手や助けとなる存在に出会うことのたとえ。苦境の中での幸運な助力をいう。由来
仏は本来、人を救済する存在であり、地獄は苦しみの世界とされる。そこで「地獄のような場で仏に会う=救いがないはずの所で救いが現れる」という比喩として成立した。成立年代は特定できないが、近世以降に広く用いられてきたとされる。備考
「地獄で仏に会ったようだ」などの形でも言う。強い困窮・窮地を前提にし、軽い場面では誇張に聞こえることがある。例文
- 資金繰りが限界のときに融資が決まり、まさに地獄で仏だった。
- 終電を逃して途方に暮れていたら友人が迎えに来てくれて、地獄で仏だよ。
- クレーム対応で追い詰められていたところ、先輩が代わってくれた。地獄で仏だった。
- 災害で連絡が取れない中、近所の人が水を分けてくれて地獄で仏の気持ちになった。
- 締切当日にPCが故障したが、代替機を貸してもらえて地獄で仏だった。
類義語
- 地獄に仏
- 苦しい時の神頼み
- 干天の慈雨
対義語
- 泣きっ面に蜂
- 弱り目に祟り目