喧嘩するほど仲がいい
読み方
けんか するほど なか が いい意味
互いに遠慮せず本音で言い合えるほど親しいため、時には口げんかや衝突も起こるが、根本的には関係が良好で、すぐ仲直りできるという意味。外から見ると不仲に見えても、実は親密さの表れであることが多い。由来
明確な初出年代は不詳。江戸期の口語表現として「喧嘩するほど…」の言い回しが広まり、明治以降の文章にも定着したとされる。喧嘩=不仲という見方を反転させ、「親しさゆえの衝突」を説明する民間の経験則から生まれたことわざ。備考
「喧嘩=良い」と正当化する表現ではない。軽い口げんかや遠慮のない関係に用い、暴力・深刻な対立には使わない。主に第三者評として用いられる。例文
- あの二人はいつも言い合っているけど、喧嘩するほど仲がいいってやつだよ。
- 兄弟は喧嘩するほど仲がいいから、今日の口げんかも明日には忘れてる。
- 夫婦で意見がぶつかるのは珍しくない。喧嘩するほど仲がいいとも言うし、話し合いを続けよう。
- クラスであの二人がまた揉めてたけど、喧嘩するほど仲がいいんだろうね。
- 喧嘩するほど仲がいいとはいえ、相手を傷つける言い方はしないようにしよう。
類義語
- 雨降って地固まる
- 憎まれっ子世にはばかる
対義語
- 犬猿の仲
- 水と油
- 同床異夢
- 反目し合う