善は急ぐべし
読み方
ぜん は いそぐ べし意味
よいと思ったこと、正しいと判断したことは、ぐずぐず先延ばしにせず、思い立ったらすぐ実行せよという教え。善行は時間がたつと機会を失ったり、気持ちが薄れたりして実行しにくくなるため、早く行動するのがよいという意味。由来
漢文調の教訓句「〜べし(…するのがよい/すべきだ)」の形で、善行を勧める道徳的な言い回しとして用いられてきた。特定の出典や成立年は明確ではなく、江戸期の教訓書・道徳語彙の中で広く見られるタイプの表現とされる(正確な初出年代は不詳)。備考
硬めで古風な表現。日常会話より、文章・スピーチ・標語的に用いられやすい。道徳的に「よいこと」に対して使うのが基本。例文
- 困っている人を見かけたら、善は急ぐべし、すぐ声をかけよう。
- 寄付するか迷っているうちに受付が終わった。まさに善は急ぐべしだ。
- 謝罪と対応は早いほどいい。善は急ぐべしで、今すぐ連絡しよう。
- 思い立ったら行動だよ。善は急ぐべし、まず一歩踏み出してみて。
- 良い企画だと確信したなら、善は急ぐべしで早めに提案書を出そう。
類義語
- 善は急げ
- 思い立ったが吉日
- 善行は急げ
- 好機逸すべからず
対義語
- 悪は急ぐべからず
- 思い立ったが吉日(対義になりにくいが先延ばしを否定する点で近い)