同じ穴の狢
読み方
おなじ あな の むじな意味
見た目や立場が違うように見えても、根は同類で、やっていることや性質が似通っていること。多くは「どちらも大差なく信用できない/ろくでもない」という否定的評価をこめて用いられる。由来
狢(むじな)はアナグマなどに似た動物を指す語。同じ穴に住む狢は区別がつきにくく、同類であることから「同じ穴の狢」と言うようになった。成立時期は諸説あるが、江戸期には用例が見られるとされ、厳密な初出年は不詳。備考
相手を一括りにして貶める響きが強い。動物の「むじな」を知らない学習者には語義補足が有用。表記は「同じ穴の狢/同じ穴のむじな」。例文
- 彼も彼で結局は同じ穴の狢で、口ではきれい事を言うが裏では利益優先だ。
- 派閥は違うと言っても、利権に群がる点では同じ穴の狢だよ。
- あの二社は競争しているふりをしているだけで、実態は同じ穴の狢だ。
- 不正を批判していた議員まで金を受け取っていたとは、同じ穴の狢だったのか。
- どちらの噂も大げさだし、結論としては同じ穴の狢だと思う。
類義語
- 五十歩百歩
- 似たり寄ったり
- 同類
- 一丘之貉
対義語
- 月とすっぽん
- 雲泥の差
- 水と油