叩けば埃が出る
読み方
たたけば ほこり が でる意味
どんな人や組織でも、詳しく調べれば隠れた欠点・不正・弱みなどが見つかるという意味。特に、普段は立派に見える相手でも、厳しく追及すれば過去の失敗や悪事が明るみに出る、という皮肉を込めて使う。由来
衣服・畳・道具などを叩くと、表面には見えなかった細かな埃が出てくるという日常的な経験に基づく比喩。成立した正確な年は不明で、口承的に広まった表現と考えられる。少なくとも近世(江戸時代)以降の生活感覚に根ざし、近代以降に現在の形の成句として広く定着した。備考
人や組織の不正・欠点を疑う場面で使うため、直接相手に言うと失礼になりやすい。うわさ話や政治・報道の文脈でよく用いられる。例文
- あの政治家も、叩けば埃が出るのではないかと記者たちが調査を始めた。
- 完璧に見える大企業でも、叩けば埃が出ることは珍しくない。
- 彼は過去を詮索されるのを嫌がるが、叩けば埃が出るのかもしれない。
- 採用前の身元調査で、叩けば埃が出るような人物ではないか慎重に確認した。
- 相手を批判する前に、自分だって叩けば埃が出ることを忘れてはいけない。
類義語
- 探せば粗が出る
- 粗を探せばきりがない
- 誰にも脛に傷がある
- 腹を探れば何か出る
対義語
- 叩いても埃が出ない
- 清廉潔白
- 一点の曇りもない
- 潔白である