古川に水絶えず
読み方
ふるかわ に みず たえず意味
古くから続いているものは、勢いが衰えたように見えても簡単にはなくならないというたとえ。特に、古い家柄・老舗・長年の関係などには、蓄積された力や信用、資産が残っていることをいう。由来
古い川には水脈があり、水が絶えにくいという自然の観察に基づくたとえ。成立時期は不詳だが、近世以前からの生活感覚に根ざしたことわざとされ、江戸時代以降のことわざ辞典類にも収録される。備考
古いものを肯定的に評価する表現。家柄や老舗、長年の信用に使うことが多く、単に古いだけの物にはあまり用いない。例文
- あの老舗旅館は一時客足が落ちたが、古川に水絶えずで、常連客に支えられて持ち直した。
- 彼の家は昔ほど裕福ではないが、古川に水絶えずというように、地域での信用は今も厚い。
- 古川に水絶えずで、創業百年の店には若い店にはない底力がある。
- あの研究室は一時低迷していたが、古川に水絶えず、過去の蓄積が新しい成果につながった。
- 長年の取引先は頼りになる。古川に水絶えずで、困ったときに力を貸してくれた。
類義語
- 老舗は潰れぬ
- 腐っても鯛
- 昔取った杵柄
対義語
- 盛者必衰
- 驕れる者は久しからず