口車に乗る
読み方
くちぐるま に のる意味
相手の巧みな言葉やおだて、もっともらしい説明にだまされて、その気になったり、相手の思い通りに動いたりしてしまうこと。自分でよく考えず、口先のうまさに引きずられるという否定的な意味で用いられる。由来
「口車」は、言葉で人を思いのままに動かすことを、車に乗せて運ぶことにたとえた語。そこから「口車に乗る」は、相手の言葉の勢いに乗せられて従ってしまう意で定着した。成立年代は明確ではないが、近世以降の口語的表現として広まったとされる。備考
「口車に乗せる」(だます側)と対で使う。やや口語的で、ビジネス勧誘や詐欺など否定的場面に多い。例文
- 営業の口車に乗って、必要のないオプションまで契約してしまった。
- 彼の甘い言葉に口車に乗るな、と友だちに忠告された。
- うまい話ほど疑えと言うのに、つい口車に乗ってしまう。
- 口車に乗らず、条件を紙に書いて冷静に確認しよう。
- SNSの宣伝文句に口車に乗って買ったが、期待外れだった。
類義語
- 口車に乗せられる
- 言いくるめられる
- 丸め込まれる
- だまされる
- 甘言に乗る
対義語
- 口車に乗らない
- 自分の頭で考える
- 惑わされない