口を酸っぱくして言う
読み方
くち を すっぱくして いう意味
同じことを相手に何度も繰り返して言い聞かせること。注意・忠告・依頼などを、相手が理解したり改めたりするまで、しつこいほど言うという意味で用いる。由来
「酸っぱい物を食べると口が酸っぱくなる」感覚から、同じ言葉を繰り返して言うことで口が酸っぱくなるほどだ、という比喩表現。成立年代は明確ではないが、近代以降の口語的慣用句として定着したとされる。備考
忠告・注意などに多く、話し手の「何度言っても伝わらない」苛立ちを含みやすい。表記は「酸っぱく」「すっぱく」どちらも用いられる。例文
- 遅刻するなと口を酸っぱくして言ったのに、また寝坊したのか。
- 提出期限は守れと口を酸っぱくして言ってきたが、彼は聞く耳を持たない。
- 安全確認は必ず二人でやれと、上司は口を酸っぱくして言う。
- 同じミスを繰り返すなと口を酸っぱくして言われて、ようやくメモを取るようにした。
- 健康のために早く寝ろと母に口を酸っぱくして言われる。
類義語
- 口をすっぱくして言う
- 耳にたこができるほど言う
- 繰り返し言う
- 何度も言う
- くどくど言う
- しつこく言う
対義語
- 口をつぐむ
- 黙っている
- 無言を貫く