口を割る
読み方
くち を わる意味
秘密や隠していた事実を、ついに言ってしまうこと。黙っていた人が観念したり、問い詰められたりして、真相を白状する意にも使う。由来
「割る」は“破って中身を出す”意から転じて、“固く閉じていたものを開いて中を明かす”の比喩として用いられた。口を閉ざしていた状態を「割って」真実を出すという発想。成立年代は明確ではない(口+割るの比喩は近世以降の口語で定着したとされる)。備考
「秘密を言う」の口語的表現。取調べ・追及の文脈で多いが、強要や脅迫を連想させる場合があるため場面に注意。例文
- 証拠を突きつけられて、彼はついに口を割った。
- 何度聞いても黙っていたが、最後は口を割って共犯者の名を言った。
- 本人が口を割らない限り、真相は分からない。
- 口を割らせようと圧をかけるのは逆効果になることもある。
- 彼女は守秘義務があるので、簡単には口を割らない。
類義語
- 白状する
- 自白する
- 告白する
- 吐く
- 口を滑らす
- 口を漏らす
対義語
- 口をつぐむ
- 黙秘する
- 口を閉ざす