口を出せば角が立つ
読み方
くち を だせば かど が たつ意味
余計なことや批判めいたことを言って口出しすると、相手の気分を害したり対立が生じたりして、人間関係がこじれるというたとえ。言わないでおけば無用の争いを避けられる、という戒め。由来
「角が立つ」は古くからある慣用句で、物の角が当たって痛いように、人の感情が尖って衝突する意から「関係が険悪になる」を表す。「口を出せば角が立つ」はその比喩を用いた言い方で、成立年代は特定しにくく不明(近世以降に定着したと考えられる)。備考
「角が立つ」は「関係が悪くなる」の婉曲表現。忠告として「(余計な)口出しは控えろ」の含みで使うことが多い。状況次第では沈黙が最善でない場合もある。例文
- 夫婦げんかは放っておけ。口を出せば角が立つ。
- 会議で反対意見を言うのは大事だが、言い方が悪いと口を出せば角が立つこともある。
- 親切のつもりでも、口を出せば角が立つから見守るよ。
- その話題はデリケートだ。口を出せば角が立つから、今日は黙っていよう。
- 上司の前で同僚をかばうと、口を出せば角が立つ場合があるので注意した。
類義語
- 触らぬ神に祟りなし
- 口は禍の元
- 沈黙は金
- 余計な口出しはしないほうがよい
対義語
- 口を出して丸く収める
- 仲裁して丸く収める