口が滑る
読み方
くち が すべる意味
言うつもりのなかったこと、特に秘密や不適切な発言を、うっかり口に出してしまうこと。緊張のゆるみや油断、勢いなどで言葉が先に出て後悔する場面に用いる。由来
「滑る」は本来、足や物がすべって思いどおりに止まらない意。そこから比喩的に、口(発言)が制御できずに出てしまうことを表すようになった。成立年代は明確ではないが、近世以降の口語的表現として定着したとされる。備考
「秘密を漏らす」「失言する」場面で使う。意図的に言う場合には通常用いない。くだけた口語表現で、会話・文章どちらでも可。例文
- 送別会でつい口が滑って、異動の話を本人に言ってしまった。
- あの件はまだ内緒だから、口が滑らないように気をつけて。
- 緊張しているときほど口が滑ることがあるから、発言は一呼吸おいてからにしよう。
- 記者の質問に動揺して口が滑り、余計なことまで話してしまった。
- 彼は悪気はないのだが、酒が入ると口が滑りやすい。
類義語
- 口を滑らす
- つい口を滑らせる
- うっかり口を滑らす
- 口をすべらせる
- 失言する
対義語
- 口が堅い
- 口が重い
- 沈黙は金