漢字辞典.com

出藍の誉れ

読み方

しゅつらん の ほまれ

意味

弟子や後進が学びの成果によって師匠・先人をしのぎ、かえって師の名誉となること。「弟子が師を超える」ことを肯定的に言い表す。

由来

中国戦国時代の荀子『勧学篇』の「青は藍より取りて藍より青し(青出於藍而青於藍)」に由来する。日本では漢籍受容(平安〜中世)以降に教養語として広まり、近世以降「出藍の誉れ」として定着した。正確な成立年は不詳。

備考

本来は「青は藍より出でて藍より青し」。現代では「出藍の誉れ」として、弟子・後進の成長を師の誇りとして述べる。やや改まった文章語。

例文

  • 彼が師匠を超える作品を発表し、まさに出藍の誉れだ。
  • 教え子が全国大会で優勝したのは、指導者にとって出藍の誉れである。
  • 出藍の誉れというが、先輩の指導があってこそ今の私がある。
  • 研究室の後輩が私の論文を上回る成果を出し、出藍の誉れを感じた。
  • 若手がベテランをしのぐのは職場全体の力で、出藍の誉れと言える。

類義語

  • 青は藍より出でて藍より青し
  • 弟子が師を超える
  • 後生畏るべし
  • 青出於藍

対義語

  • 後生畏るべし(の反意として)
  • 下学上達(の反対方向のイメージ)
  • 師の名を汚す

このことわざに含まれる漢字