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出物腫れ物所嫌わず

読み方

でもの はれもの ところ きらわず

意味

出物(できもの)や腫れ物は、体のどの場所にでも、またいつでも突然できるもので、場所や時を選ばないということ。転じて、災難・不幸・厄介事は前触れなく起こり、状況を選ばずに降りかかるたとえ。

由来

皮膚の「出物(できもの)」や「腫れ物」が、身体の部位を選ばずにできるという日常的な観察から生まれたことわざ。成立年代は特定しにくいが、近世(江戸時代)には口語的に広く用いられていたとされ、以後一般化した。

備考

「所」は「ところ」と読む。主に病気・できものの比喩として、災難やトラブル一般にも広げて用いる。やや古風で、会話では「ところ嫌わず」と言い換えることもある。

例文

  • 旅行の前日に限って口内炎ができた。出物腫れ物所嫌わず、だね。
  • 大事な会議中に腹痛が来るなんて、出物腫れ物所嫌わずとはこのことだ。
  • 事故や病気はタイミングを選ばない。出物腫れ物所嫌わずだから、備えが必要だ。
  • 子どもの発熱は突然だよ。出物腫れ物所嫌わずで、予定は崩れるものさ。
  • トラブルは現場を選ばない。出物腫れ物所嫌わずと思って、常に連絡体制を整えている。

類義語

  • 出物腫れ物ところ嫌わず
  • 出物腫れ物ところ選ばず
  • 災難は忘れた頃にやって来る
  • 禍は口から出る(※近い教訓として)

対義語

  • 出物腫れ物所構わず(※反対の意味としての造語的表現)
  • 時と場合を選ぶ

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