出る釘は打たれる
読み方
でる くぎは うたれる意味
目立って周囲と違う言動をすると、批判されたり妨害されたりして抑えつけられる、というたとえ。集団の和や規範から外れる者は圧力を受けやすいことを言う。由来
大工仕事で、板から突き出た釘は金づちで打って平らにすることからの比喩。個人の突出を抑える社会的圧力になぞらえた。成立時期は江戸期頃とも言われるが、確定できる年・初出資料は不詳。備考
同調圧力や「目立つと叩かれる」状況を批判的に述べるときに多い。個人を戒める用法にもなる。しばしば「出過ぎた釘は打たれない」と対比される。例文
- 彼は会議で一人だけ反対意見を強く主張して、出る釘は打たれるで上司ににらまれた。
- 新しいやり方を提案したら、出る釘は打たれるとばかりに周りが冷たかった。
- 目立つ発言をすると出る釘は打たれるから、今日は無難にしておこう。
- 出る釘は打たれるとはいえ、黙っていたら何も変わらない。
- 彼女は結果を出したのに、出る釘は打たれるで足を引っ張られてしまった。
類義語
- 出る杭は打たれる
- 目立つ者は叩かれる
- 異端は排される
対義語
- 出過ぎた釘は打たれない
- 能ある鷹は爪を隠す