先立つ物は金
読み方
さきだつ もの は かね意味
何かを始めたり進めたりするには、まず資金が必要だという意味。計画・旅行・商売・引っ越しなど、やる気や考えがあっても、お金がなければ実行しにくいことを現実的に述べる言い回し。由来
由来や初出年代ははっきりしない。「先立つ」は「先に必要となる」「前提となる」という意味で、「物」はここでは必要な物、特に資金を指す。近世から近代にかけて広まった日常語的な言い回しと考えられるが、成立時期は不詳。備考
やや俗っぽく現実的な響きがあるため、改まった場では「資金が必要です」などと言い換えると無難。「先立つもの」と仮名で書くことも多い。例文
- 店を開きたい気持ちはあるが、先立つ物は金だから、まず開業資金をためよう。
- 海外留学の夢は大きいけれど、先立つ物は金で、奨学金を探す必要がある。
- 新しい機械を導入したいが、先立つ物は金なので、今年は見送ることになった。
- 旅行に誘われたが、先立つ物は金で、今月は家賃を払うだけで精いっぱいだ。
- どんなに良い企画でも、先立つ物は金だから、スポンサー探しから始めよう。
類義語
- 地獄の沙汰も金次第
- 金が物を言う
- 先立つものがない
- 金は力なり
対義語
- 金より心
- 金銭は二の次
- 金で買えないものがある